今回は、11月22日中潮での瀬戸内、下津井沖、瀬戸大橋周辺での鯛サビキ(チョクリ仕掛け)に行ってきた話です。
潮止まりが11:30頃なのでのんびりとした出発です。
三つ子島に到着する前に、長島などポイントの反応を確認してみたものの、魚探反応は今一でした。
自作のビニール紐チョクリ(オレンジ&イエロー)を携えての出船。
自信満々でスタートしたものの、前半は予想外の大苦戦…。
同乗の釣友は絶好調でした。船を流す度にヒットしていました。
しかし、ある「決断」を機に状況が一変しました。
今回は、釣果を分けた「仕掛けの鮮度」と「針(フック)の種類の重要性」について書きたいと思います。
スタートは「使い回し」の仕掛けで
朝一、ポイントに到着してまず手に取ったのは、前回(今年3月)の釣行で使ったチョクリ仕掛け。
「まだ使えるし、もったいないからコレで行こう」
そんな軽い気持ちでセットしました。(写真は交換後の仕掛け)
仕様は以下の通り。

- 擬似餌: 荷造り用のビニール紐(オレンジ・イエローのミックス)チョクリ仕掛け
- 針: チヌ針(白) 丸海津針で結構針が折れたため

仕掛けは実績もあり余裕で食ってくると思い仕掛けを投入、魚探の反応も少し映っています。「すぐに食ってくるだろう」と思っていました。
異常に少ないアタリ、乗らない魚
しかし、始めてみるとどうも様子がおかしい。
釣友には流す度に当たっているのに、私にはアタリが極端に少ないのです。
ヒットしたときはサバフグでした。ビニール紐はかじられてなくなっているし、とんでもないスタートです。
たまに「コツン…」と触るような感触があっても、竿先が入っていかない。
全くフッキングに至りません。途中でバレるの連続でした。最初は、鯛サビキはバレるのが当たり前、仕方ないと思っていました。
「誘い方、巻きスピードが合ってない?」
色々試行錯誤しましたが、状況は好転せず。焦りの色が濃くなります。
仕掛けを一新!その直後に…
「もしかして、仕掛けが悪いのか?」
思い切って、使い回しの仕掛けを外し、新品の里見チョクリ仕掛けに交換することにしました。
ビニール紐のカラーは同じオレンジ&イエローですが、一番の違いは「針」です。
- 変更後の針: 丸海津針(マルカイズ)
仕掛けを投入し、着底させてからの巻き上げと誘いで
「ググッ、ギュイーン!」
嘘のように明確なアタリが出て、いきなり真鯛がヒット!
その後も、先ほどの沈黙が嘘のようにコンスタントにアタリが出るようになりました。
【考察】なぜ「チヌ針」はダメで、「丸海津」が良かったのか?
今回、釣果を分けた原因は明白でした。
古い仕掛けに使っていた「チヌ針」と、新しく変えた「丸海津針」の特性の違いです。
1. 吸い込みの良さ(形状の違い)
真鯛はエサ(擬似餌)を水ごと吸い込むように捕食します。
チヌ針は軸が太く重量があり、形状も幅広(フトコロが広い)です。
対して丸海津針は、細身で軽量。この「軽さ」と「細さ」のおかげで、真鯛が吸い込んだ瞬間に違和感なく口の中へスッと入ってくれたのだと思います。
2. チョクリ仕掛けとの相性
チョクリ釣りでは、長いビニール紐を針に巻きつけたり、なびかせたりします。
丸海津針は「軸が長い」のが特徴です。この長い軸がビニール紐をセットするのに非常に相性が良く、仕掛け全体のバランスが綺麗に保たれていました。
逆にチヌ針ではシルエットが団子状になりやすく、魚に見切られていたのかもしれません。
まとめ:鯛サビキは繊細だ
「ビニール紐なんて何でも食う時は食う」
そう思っていた時期もありましたが、食いが渋い時ほど道具の差が出ると痛感しました。
- 仕掛けはケチらず新品を使うこと
- 吸い込みを重視した「針選び(丸海津など)」をすること
オレンジとイエローのビニール紐自体は最強のパターンですが、それを活かすも殺すもフック次第。
次回からは、迷わず丸海津針を選んで仕掛けを作ろうと心に誓った釣行となりました。
皆さんも、鯛サビキで「アタリはあるけど乗らない」時は、ぜひ針の形状を疑ってみてください!


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