下津井沖、船キス釣り攻略の秘訣!

こんにちは!

キス釣りに情熱を燃やしている皆さん、調子はいかがですか?

今年初めての船キス釣行に行ってきました。6月になって今年初めては随分遅れていますが、釣行に出かけれない事情もあってモヤモヤしていました。

今回は、5月から7月にかけて最盛期のキス釣り、下津井沖でキスの釣果を伸ばすためのコツを、実釣経験も交えてお届けします。

目次

船キス釣果アップの鍵は浅場のかけ上がりと潮流

下津井沖といえば、潮通しがよく砂地と岩礁帯が複雑に入り組むキスの1級ポイント。下津井沖は、潮が早く潮目が複雑です。だからこそ、キスが餌を探しに集まりやすい「潮目」や「かけ上がり」を狙うのが鉄則です。

特に水温が20°C前後になった頃から、活発に餌を追い始める5月から7月にかけては浅場に寄ってくるため、浅場(8mから15m)のかけ上がりポイントを探しました。魚探で水深(8mから15m)の海底の変化を見つけましょう。

潮汐は中潮から大潮の潮の動きがある時間帯が狙い目です。満潮からの下げ始めや、干潮からのあげ始めなど、潮が動き出すタイミングを意識して釣行計画を立てましょう。

宇野港干潮が8:57分だったので、6:45分出航しました。キス釣りをやる前に少しアコウラバもやりました。

水深13m付近でベイト反応が良くて、海底の起伏がある潮通しの良いポイントをみつけました。この日は満ち上げを釣ったので、水深13m付近から18m付近へと深くなるポイントを流しました。

1時間ほどアコラバに挑戦しました。タイを1匹ゲットで本命の高級魚アコウは釣れませんでした。片手間に釣れる魚ではないですね!

エサと仕掛け、そして誘い方

エサは鮮度と種類が決め手!船キス釣りの定番餌は、石ゴカイと青虫です。今回の船キス釣りはと青虫をつかいました。とにかく鮮度が重要! 釣りポイントに着くまではクーラーボックスなどで冷やして鮮度を保ち、エサが弱らないように丁寧に扱いましょう。

私は、クーラーボックスは保冷剤を沢山入れていたので、凍ってしまうといけないので、餌箱に入れて保管しました。

ネットではゴカイ、青虫の特徴を色々解説していますが、両方を持参してのテストはやっていないので、次回にテストしてみたいと思います。

  • 石ゴカイ: 柔らかく、食い込みが良いのが特徴。活性が低い時や、食い渋り時に有効です。
  • 青虫: 身持ちが良く、アピール力があります。活性が高い時や、遠投して広範囲を探る際に使ってみましょう。

船からのキス釣りでは、一般的に胴突き仕掛け天秤仕掛けが使われます。

  • 胴突き仕掛け: オモリが一番下にあるシンプルな仕掛け。底を取りやすく、手返しが良いのが特徴です。船の揺れや潮の流れに合わせて、オモリの重さを調整しましょう(15号〜30号程度が一般的)。
  • 天秤仕掛け: 遊動式や固定式など様々ありますが、キャストして広範囲を探る場合に有効です。

胴突き仕掛けと天秤仕掛けどちらも使いますが、今回は天秤仕掛けを使いました。

どちらの仕掛けでも、共通して重要なのは以下の点です。

  • 道糸: PEライン1.0を使いました。ラインが細いほど潮流の影響を受けにくいです。
  • リーダー: フロロカーボン2号〜4号を1m程度接続しましょう。(3号を使いました。)
  • ハリス: フロロカーボン0.8号〜1.5号。(1号使用)
  • ハリ: キス針7号〜9号程度。吸い込みやすいように小さめのハリを選ぶのがポイントです。(7号使用)
  • 枝数: 2本バリが一般的。欲張りすぎると絡みやすくなるので注意しましょう。

アタリを明確に取るためにも、仕掛けはシンプルに、そしてこまめに新しいものに交換するようにしましょう。

今回使用した手作り仕掛けです。仕掛けを簡単に付け替えるためにスイベルタル型ハリス止めを使っています。

80㎝から90㎝のハリス1号の両端にキス針7号を結んだものを用意して、仕掛けが痛んだりフグに切られたりしても直ぐに交換できます。

誘い方で釣果に差をつける!

ただ仕掛けを下ろして待つだけではもったいない!積極的に誘いをかけることで、キスの食い気を刺激し、釣果アップに繋がります。

  • 基本の誘い方(叩き釣り・ズル引き): 仕掛けを底に着けたら、竿先を小刻みに上下させて海底をトントンと叩くように誘います。これにより砂煙が舞い、キスの好奇心を刺激します。その後、ゆっくりと竿を立てながらリールを巻き、仕掛けを数メートル引きずり、再度止めてアタリを待ちます。この動作を繰り返すことで、広範囲を探り、キスにエサをアピールできます。今回の釣行では、長い方の枝針は60cm、短い方が30cmを使用したので、トントンと底を3回ほど叩き、5秒ほどステイしました。60cmほどゆっくりリフトで味を聞きました。ステイのときとリフトの最中に当たりがありました。即合わせを入れていきました。
  • アタリがあったら慌てずに: キスのアタリは「コンコンッ」という小さなものから、「ゴン!」という明確なものまで様々です。アタリがあったらすぐに巻き上げるのではなく、竿先がさらに引き込まれるのを待ってから軽く竿を立ててアワセを入れ、ゆっくりと巻き上げましょう。連掛けを狙う場合は、1匹目が掛かってもすぐに巻き上げず、2匹目が掛かるのを待ってから巻き上げるのも有効です。

その他、船キス釣りで爆釣するためのヒント!

  • 状況に応じたオモリの使い分け: 潮の流れの速さや水深に合わせて、適切な重さのオモリを選びましょう。私はできるだけ軽い錘を選びます。重すぎるとアタリが取りにくくなります。但し、誘導式の天秤仕掛けにすると当たりは明確に伝わってきます。
  • こまめなエサ交換: エサは時間が経つと鮮度が落ち、キスの食いが悪くなります。アタリが遠のいたら、積極的にエサを交換しましょう。良く釣る人は絶えず新鮮な餌を使っているので、更に釣れていると推察できます。
  • 船を潮に乗せて流す: 船が風に流されると錘をゴロゴロ引きずり、当たりを取りにくくなります。当たりが取れるように操船することで釣果を伸ばせます。
  • ライフジャケットは必ず着用!: 安全第一で釣りを楽しみましょう。
  • ゴミは必ず持ち帰りましょう!: 美しい瀬戸内海を未来に残すためにも、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

下津井沖の船キス釣りは、手軽に大漁が狙える魅力的な釣りです。今回ご紹介した秘訣を参考に、ぜひ大物を釣り上げて、最高の思い出を作ってください!

さあ、あなたも下津井沖の青い海で、キスの引きを存分に味わいませんか?

まとめ

今回の釣行では、ポイント探しで昨年爆釣した六口島の西の航路では当たりが沈黙でした。濃地ではポロポロでしたが釣れる型が小さかったです。水島沖にも行きました。昨年はダブルで釣れることが結構な頻度であったのですが、今年はダブルの釣果がなかったです。

群れが小さいのかポイント選びがまだまだなのか分かりませんが、釣り友に情報をいただいてもキスの釣果は余り良くないとのことです。

今回の釣行では、3時間から4時間のキス釣りで23匹の釣果でした。潮の流れないときは当たりも少なかったです。当たりだすと連続で釣れるのですが、釣れない時間が少し多かったように思います。

1号のハリスにタイが掛ったりして、ドキドキ感が忘れられません。また行きたいと思うのがキス釣りです。

キスとのゲーム、誘って掛けるときの楽しさははまります。最後まで読んで下さりありがとうございます。

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この記事を書いた人

★環境と財布に優しく生活している自適老人です★自給率アップを目指して果樹・野菜作り中★趣味では魚釣りを年中やっています。★ブログにチャレンジ中★生涯現役を目標に新しいことにチャレンジです。

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