
島の桜も終わりかけています。船からの眺めは癒されます。
4月になっても好調が続いている下津井沖の鯛サビキです。例年四月は苦戦した記憶なのでとても嬉しいです。
鯛サビキが好調な要因は良く分かりませんが好調なのは有難いです。週一釣行なので状況は直ぐに変わって行くと思っています。日々変わってしまうのが釣りの難しいところです。
潮の満ち引きの大きな潮流は変わっていないと思えるのですが、潮流方向が鯛サビキポイントを探していると、ポイントは変わっているように見えました。鯛釣りを楽しむためには海の情報を沢山理解しておくとプラスになります。
春になると、出港するときに潮位が低くて、プロペラが当りそうになるのが少なくなった。夕方が潮位が低くなり潮干狩りに適した潮になります。変わっていく潮汐の中で釣果をいつも上げれるように、目線を釣果だけにとらわれず潮の状況でベイトが映るか判断できたらと思います。
釣行するごとに潮の変化、潮流の変化を記録しておきたいと思うのですが中々記録に残せずにいます。昨年の記録も参考になるのですが、いざ行って見るとベイトが映っていない現実もあります。
先月は鯛サビキの誘い方を色々やって見ました。結果はマズマズの成果だったと思います。
今月は誘い方と潮の読みを頑張りたいと思っての釣行記録です。読んで下さる方の参考になれば嬉しいです。
小与島鯛サビキポイントからスタート
4月3日 宇野港
満潮 13:37分 229㎝
干潮 8:45分 105㎝
引き潮の潮止まり前から満ち上げのポイントを狙って行く計画です。前日夜からスタートをどこから始めるか悩むのも釣です。港から一番遠くのポイントから始めて近くのポイントを攻略することが多いいです。
三つ子島は宇野港の干潮が8時45分なので、転流前の7時45分ごろから地合いになる予想です。この時間帯になれば遊漁船もいつの間にか増えています。確実に鯛をゲットするには、皆さんが選んでいる三子島からスタートです。
鯛サビキが絶好調なので、すごい船団ができる三つ子島を避けて、小与島のポイントからスタートしました。
通常は満ち上げから引き潮の動き始めを釣るんのですが、引きから満ち上げに変わるときを狙ってみることにしました。この判断が良い方に転がってくれると有難いのですが、やって見ないと分かりません。魚探反応が出ているかは分からずに行って見ました。
引き潮の終わりで、少し魚探反応が良かったのでやって見ることにしました。沈み瀬のかけ上がりを狙ってやるとポロポロを当たりがありました。3月に釣れた鯛より型が小さくなっています。
充分鯛サビキを楽しめるだけ当たりがありました。地合い前は当たりがあっても、針掛かりさせることはできなかったが地合いになると、当たりがあると殆ど針掛かりさせることができました。
今回の釣行では潮が転流して満ち上げに変わってから、ポイントの西から東への潮流と与島と小与島の間を流れてくる潮流にぶつかるところにベイト反応が良くなりました。魚探反応は潮流のぶつかるところで釣り開始からお昼前まで良い反応でした。
20匹ほど釣れたので次のポイントに移動することなく納竿できました。港に帰る途中で他の鯛サビキポイントの魚探反応を確認しました。岩黒島と櫃石島のポイントで凄い魚探反応があり、心が揺れましたが仕掛けは下ろしませんでした。
魚探反応最高でも鯛が口を使ってくれない
4月9日 宇野港 中潮
満潮 09:37分 216㎝
干潮 15:58分 69㎝
釣友と二人での釣行です。
2週間前に二人で50匹以上釣れた潮です。2週間でどれだけの変化があるか楽しみです。桜も散り始めたのでベイトも散り始めるかなと思いながらの釣行です。
朝の満ち上げの潮止まり前から下げ始めの地合いで10匹ほど釣って、下げポイントで追加して早上がりする計画でした。
与島のポイントに到着してみると、釣り船は1隻もいません。魚探反応を見るとマズマズの反応でした。リフト&フォールで誘いをかけましたが当たりが全然ありません。場所を見切れば良かったのですが、魚探反応が良いのと前回の爆釣が足を引っ張ってしまいました。
魚探反応はバッチリなのに鯛が当ってこない時間が1時間ほどありました。地合いらしき当たりが出始めて数匹鯛は釣れましたが直ぐに反応が悪くなってしまいました。
ポイント移動です。小与島のポイントから与島のポイントに移動しました。魚探反応はマズマズですが当たりがありません。このポイントも魚探反応だけのようです。次のポイントに移動です。
岩黒島と櫃石島のポイントは釣り船が数隻いました。良く釣れたときの潮の流れと少し変わって流れているようです。潮の流れ方が変わると、沈み瀬への潮流の当たり方が変わります。ゆっくり船を走らせて魚探反応の良いところをさがしていきます。
魚探の反応は余り良くないですが、3カ所目のポイントなので少し粘ってみました。当たりも余りなく時間だけが過ぎてしまいました。
次のチャンスは引き潮から満ち上げの転流時の、長島のポイントに期待することにし移動しました。
転流してから次第に魚探反応も良くなり、釣り友は絶好調になりました。鯛のやる気の潮になったようです。
長島では釣友はリフト&フォールを大きくやっていました。大きいリフト&フォールに鯛が反応してきました。小生はスロージギングのようにゆっくり誘ってみました。当たりはありましたが、大きいリフト&フォールのやり方が良かったです。
魚探の反応は続いていたのですが、15時を過ぎたので納竿しました。
この日の釣果は2人で14匹でした。
まとめ
鯛サビキのポイントは潮により日々変化しているようです。毎回同じポイントで釣れても、沈み瀬に当たる潮によって当たりの回数が変わってきます。当然、当たりの多いいほど釣果は良くなるので、魚探反応の良い、良く当たるポイントを通過するように、船の流し方に工夫をすると良いでしょう。
釣行する度に沈み瀬の位置、形を把握して、その日の潮流でベストのポイントを考えると釣果に反映されます。
誘い方は、リフト&フォールの竿1本分位が良かったです。リフトするときのスピードの変化を付けて、当たってくるスピードを掴むことが釣果に繋がりました。
リフト&フォールの間にステイ、シェイクで鯛にアピールなど色々試して見ました。フォール、シェイクの後での当たりもありました。喰ってくるから喰わせるができると更に釣果アップできます。
色々書きましたが、一番は、釣れるポイントに船を流すことです。魚探反応の良いところを流すのが鯛サビキ釣りのポイントです。次に、誘い方になると思います。誘い方でポロポロとヒットさせていくことが釣果を伸ばすコツと考えています。
最後まで読んで下さりありがとうございます。参考になれば嬉しいです。
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