コンパニオンプランツで有機野菜作りの試行錯誤

野菜作りで害虫にやられたり、草ぼうぼになったりしませんか?

連作障害で収穫前にトマトが枯れてしまい、残念な結果に呆然としたことは忘れられないです。

野菜の収穫まで草取りから解放されればと身体の負担が軽減されます。年を重ねると一晩寝ても疲れが改善されず、どんどん蓄積されて行きます。何か良い対策があれば嬉しいです。

野菜作りで雑草取りし過ぎると土が乾燥してしまいます。

適度な湿り気が必要な野菜作りに試行錯誤しています。雑草を刈り取って株元に被せていたら、ダンゴムシが異様に増えて、発芽した新芽の食害にあったりしました。ダンゴムシは益虫と思っていたのにショックでした。

何かできないかと思い、数年前に試したコンパニオンプランツに再チャレンジした記録です。

訪問して下さった方の野菜作りの参考になれば嬉しいです。

目次

マクワウリに大麦マルチで雑草対策

自適老人

・メリット
畝の間の大麦マルチは除草効果に有効です。
草取りの時間が削減できます。
マクワウリの敷きワラの代替えになります。
蒸し暑い時期の草取りは、熱中症対策になります。

自適老人

・デメリット
発芽がまばらになったら、草が生えて草取り作業がが発生する。
大麦の種を購入するのにコストがかかる。

マクワウリに大麦マルチ

ホームセンターで購入したマクワウリを10株植えました。

朝晩少し冷え込むときがあるのでキャップを掛けています。主に若芽を守るためと、保温で生育を促すためです。

ビニールキャップ、プラスチックのキャップ、ビニールのトンネルなどやり方は色々あります。比較的値段がリーズナブルなビニールキャップを使いました。

ビニールキャップはウリバエ対策にもなっています。苗が小さいときにウリバエにやられると枯れる恐れもあり、キャップは必須です。

マクワウリの成長を様子を見ながらキャップを外します。親蔓の本葉5から6枚で摘心するくらいまでビニールキャップを付けています。

マルチ用の大麦の種(おたすけ麦)は、タキイでネットで購入しました。

春まきの専用の麦です。発芽が良くて、早く地表を被覆するとPRしていました。地温を抑えて地表の乾燥を抑えることができます。暑さで枯れる性質です。枯れた後は畑にすきこんで土壌を改良することもできます。上手くいけば良いことばかりです。

マクワウリは親蔓の摘心後に子蔓を4本仕立てにします。四方に伸びて雑草に蔓が絡んでしまうと、蔓の周りの草取りは結構大変です。雑草の中でマクワウリを探すのは結構大変です。カラスにには見えなくて対策にはなります。

昨今の夏の暑さは、お昼には作業をしてはいけない暑さなので、マルチを成功させたいです。

6月になり枯れてくれると敷きワラの代役もやってくれます。マクワウリが直接土に触れていると腐ったりします。

種まきが上手にできなくて、大麦が生え揃わなかったです。生え揃わなかったスペースは草取りが必要かな! 

空間利用の野菜作りにトウモロコシの種を撒く

マクワウリとトウモロコシの育ち方を、コンパニオンプランツで活かせないかと思案しました。

トウモロコシは根を地中深く張るために、根の活動によって水はけがよくなるといわれています。また、トウモロコシの茎、葉は土中にすき込むことで、土壌の有機物を増やせます。

マクワウリは親蔓の摘心して、3から4本子蔓を成長させる作り方なので、四方に地面を這うように成長していきます。蔓が成長して葉を沢山付けるとトウモロコシの株元を覆ってくれます。トウモロコシの株元に雑草が生えなくなります。しかも地表の渇きも抑えられる効果もあります。

トウモロコシは上方向に成長するため、トウモロコシとマクワウリはお互いに邪魔にならないです。

おたすけ麦の育ちの悪かったところにトウモロコシの種撒きしました。株の間隔を空けているのでトウモロコシが大きくなってもマクワウリに光は当たるでしょう。

マクワウリの畝に沿ってぐるっと囲うように植えてました。トウモロコシを支柱代わりにして、ネットを張り鳥獣被害

対策をしようと思っています。トウモロコシが順調に成長して一般的な高さになる前提です。なると良いなと希望的な考えです。

大麦(おたすけ麦)マルチでセンチュウに効果と畝の保湿

ネットで調査すると大麦を育てることでセンチュウの減少効果があります。

マクワウリはウリ科の植物なので、センチュウにやや弱い作物です。特にネコブセンチュウや根腐れセンチュウが問題になりやすいです。センチュウ密度を下げるためには良い対策だと思っています。

トウモロコシはウリ科とは違う作物なので、センチュウに対してはエサになりにくい特徴があります。センチュウはエサがないと数を減らしていくそうです。

直ぐに効果は見込めませんが、センチュウが少なくなれば根腐れの対策になります。将来が楽しみです。

マクワウリが梅雨の晴れ間に萎れてしまい、やがて枯れるという残念なことも起こるので、予防効果を期待しています。

まとめ

大麦のマルチ栽培は連作対策にもなり畑の土が改善されます。

大麦は全のセンチュウに効果がある訳でなく、キタネグサレセンチュウに効果が見込めます。

トウモロコシは根が50cmほど深く入り、排水性と通気性が良くなります。茎や、葉のすき込みすることで土壌改良ができます。将来的には有機物を沢山含んだ土壌になります。

緑肥を数年続けることで、稲を作っていた田んぼを畑に改良しようと思っています。有機野菜作りは土作りが全てだと思っています。通気性の良い保湿力のある土壌になれば、健康な野菜作りができます。

大麦が育ち土の表面を覆うと、土の表面の乾燥がおさえられて、水やり回数が抑えられます。畑が保湿されておれば毎日水やりをしなくていいので助かります。

夏の早朝には、夏野菜の収穫、水やりと忙しくなります。お昼からの猛暑は命にかかわるので、家庭菜園の作業はできないので、水やりが軽減されるのは助かります。

最後まで読んで下さりありがとうございます。参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

★環境と財布に優しく生活している自適老人です★自給率アップを目指して果樹・野菜作り中★趣味では魚釣りを年中やっています。★ブログにチャレンジ中★生涯現役を目標に新しいことにチャレンジです。

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