大陸育ちのFFヒーター取付、計画通り進まず時間が掛ったが完成

FFヒーター取付前は、イワタニ産業の風暖を使って暖を取っていました。

風暖はカセットボンベを使い1本で2,3時間使えます。発電でファンを動かす優れものです。

移動時は後部座席の真ん中あたりに置いておくのですが少し邪魔になり、使用時の一酸化炭素も気になります。

命にかかわることなので、クリーンな温風のFFヒーターを取り付けたいと思い始めました。

後部座席にテーブルを取り付けており、歯磨きのときなど少し邪魔になります。

大陸育ちのFFヒーターの安全性は少し気になりますが、車中泊で一番嬉しい装備はFFヒーターだそうです。

床に穴をあけたりとハードルが高いので決断に時間が掛りました。

キャラバンに中華製FFヒーター(winfull2kw)取付のDIYの記録で、参考になれば嬉しいです。

素人の取付記録なので、取付は自己責任でお願いします。

目次

アマゾンで中華製のFFヒーターを注文する。

ネットで色々勉強させて貰い、キャラバンのステップに取付の予定での注文です。

2Kwと5Kwのどちらにしようか随分悩みました。また、大陸育ちは大丈夫なのかでも悩みました。

FFヒーターの構造は比較的シンプルだし、皆さんDIYされているようなので出来ると判断しました。

ステップにはスライドドアのガイドが通っており、2kwがひと回り小さいことが決め手でした。

11月中旬に注文し2週間ほどで宅配されてきました。写真のように段ボールは傷だらけで届きました。

本体は約10,000円、送料約8,000円、送料が高過ぎのように感じました。本当の輸送料金が分からないので・・

ネットでの勉強で、このような状況で届くと調べていたので特に驚きませんでした。

中身が壊れてなくて部品が揃っていたら問題なしです。部品は全部揃っていました。

次は点火するかどうかの問題です。

大陸育ちFFヒーターの点火テスト、チョット不安

あり合わせの木材でFFヒーターを載せる台を作り仮組をしました。

ネットでも点火テストを勧めていました。燃焼の音、ポンプの音も確かめておく必要があります。

排気管を取り付けて燃料の系統を組み上げるだけです。燃料のストレーナーの向きに注意して組み立てました。

燃料ホースを点火テストできる長さに切り、残りをキャラバンステップに組み立てるときに使う予定です。

付属ホースの長さも十分ありました。

電源は走行充電システムのバッテリーから取り、プラス側に念の為15Aのヒューズを付けました。

FFヒーター本体カバーを外して配線を確認しました。電線の被覆が剥げているところはありませんでした。

配線保護の耐熱チューブが付いていましたが、十分かどうか分かりません。点火テスト後に確認します。

しっかりしたマニュアルがないので、ネットの解説が頼りの燃料ポンプを使ってのエアー抜きです。

FFヒーターマニュアルが理解できなくて苦労

ネットで色々さがしましたが確信と安心を持てることが出来ず、エイヤーでやることにしました。

付属マニュアルでは、なんとなく分かるのですが上手く動かなかったです。

ポンプオイルモードがエアー抜きの説明と思います。通電時に確認ボタンを押したときに一度「P」表示が

出たように見えたのですがスルーしてしまったようです。

ネットの動画にあるようなエアー抜きはできませんでした。

オンボタンを押してポンプが動き点火せずにエラーが出たりしましたが、オンオフを繰り返しました。

バッテリーから接続を外して、再度取り付けて「オン」を押してを繰り返すと、ホースのエアー少しづつ抜け

諦めかけたときに点火しました。点火してゴーと音がしたときには嬉しかったです。

30分程燃焼テストをやり異常がなかったので取付することに決めました。

キャラバンのステップにFFヒーター2kW取付と加工

ステップに取付するには取付用の鉄板が大きすぎます。鉄板をステップに取付れる大きさに切断です。

付属の鉄板はステップの幅より広いので、赤線部分で切断しました。グラインダーに切断砥石を付けて

切断しました。

本体からの燃料パイプが少し斜めに出ているので、本体に鉄板を取付する穴とずれていました。

ずれている穴を削り燃料パイプの穴を細長く加工をして、取付のときにスムーズにいくようにしました。

両端をカットした鉄板を、キャラバンのステップに取付たい場所に置いて、ステップにマーキングします。

マーキングするときに、ステップの鉄板部の凹凸部分との接触をよく見てマーキングしました。

車体とFFヒーター取付の鉄板の間に、排ガスが入ってこないようにシールする必要があります。

耐熱シールがやりやすいポイントを選ぶことと、車の乗り降りに極力不便にならない場所を選びました。

小生の場合は、燃料タンク取付場所と照らし合わせて極力後ろ方向にしました。

本体取付にはステップに28ミリの穴開け2カ所と、取付穴7ミリ4カ所及び燃料パイプの穴あけが必要です。

大きい穴はステップドリルを使い、取付穴は7ミリのキリを使いました。

車体の鉄板は薄いので穴は直ぐ開きます。

穴あけがFFヒーターを取り付ける重要なポイントで、穴開けが出来れば完成したようなものです。

取付用の4個の穴を開けるときに、2個の穴はスライドドアの壁ギリギリになりました。

もう少しキャラバンのステップの調査が必要でした。

車の下にもぐってスライドドアのガイドを確認はしていたのですが、2kWのFFヒーターなら本体寸法で

大丈夫と判断したのですが、ナットの大きさまで寸法に入れていなかったのがトラブルの元でした。

ステップドリルは職人さんが行かれる店に買い物に行ったので本体の送料ほどの値段でびっくりです。

スライドドアのガイドが邪魔になって取付に苦労

スライドドアガイドの壁が取付穴と非常に近いので、FFヒーター本体を取り付ける4本の穴の2本がスライドドア

ガイドの壁が邪魔になって、取付ネジのナットが回せなくなるトラブルに見舞われました。

4本正しく止まらないとシールが上手くいきません。トラブルのために作業中断です。

アルミ板と長いネジをホームセンターで購入し加工し、車体のシャーシーにアルミ板の加工品を

シリコン接着材で接着して対応しました。

ステップに直に取り付けて良い面は、排気管接続部分が車外になることで、排ガスが安心できることです。

点火テストで燃料ポンプの音が結構大きかったので、燃料ポンプは車外に設置することにしました。

取り付けてみて、FFヒーターに下駄を履かせる方法もありかなと思いました。

小生は大きい穴を先に開けてしまって、後戻りできなかったので強行しました。

大陸育ちのFFヒーター取付完了

梱包されてきたFFヒーター燃料タンクは10ℓで、結構大きくて取付場所が思いつきませんでした。

ステップに納まる燃料タンクをググって購入しました。ベルトで固定して動かないようにしました。

ベルトで固定は燃料補給時に外に取り出すためです。

FFヒーターの電源は、走行充電システムバッテリーからプラス配線を助手席側から配線しました。

配線のさいにキャラバンの天井を外し配線しました。バッテリーと配線の間にスイッチを取り付けました。

コントローラーに絶えず通電していることを防ぐためです。

天井を外し配線したり、スイッチを取り付ける板の加工などで結構時間が掛ってしまいました。

まとめ

キャラバンのステップにFFヒーターを取り付けたドタバタの作業記録になってしましました。

何とか取り付けれたので安堵していますが、寸法は確実に計ってDIYをお勧めします。

この大きさなので見た目で取付れると思って始め、色々トラブルになって作業がスムーズに進みませんでした。

車に断熱対策をするときには、将来FFヒーターを取り付ける予定があれば、配線をしておくと助かります。

冬の寒い車内でのんびりくつろぐには、FFヒーターは最高のアイテムだと思います。

FFヒーター取付が完了したので、車中泊旅に出かけ室内温度など使用感を報告できればと思います。

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この記事を書いた人

★環境と財布に優しく生活している自適老人です★自給率アップを目指して果樹・野菜作り中★趣味では魚釣りを年中やっています。★ブログにチャレンジ中★生涯現役を目標に新しいことにチャレンジです。

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