5/15日にJFE堤防と宮の鼻にコウイカ釣りに行ってきました。
ヒットカラーを探すために、スッテのローテンションをやりました。
天気は曇り、若潮の満ち上げの潮止まりまでを釣りました。
コウイカ生息場所
- コウイカは砂泥底がすきです。堤防の近く、浅場の砂地エリアなどにいます。
- 潮通しの良い場所(潮がよく動く場所)にも集まりやすいです。
- 春先(産卵期)には岸によってきます。産卵前で型がよいです。
JFE堤防は捨て石が敷かれていて、潮通しも良い場所です。特に高梁川の河口と堤防の交わる場所はコウイカが集まりやすいポイントですね。捨て石もあり藻場となってコウイカの産卵場所になっているのでしょう。
シーズンには数えられないほど釣り船が集まります。
コウイカ釣りといったらJFE堤防です。年々釣果が落ちているので個体数が少なくなっているのかなと思います。
そんな状況でのコウイカ釣りなので、スッテのローテーションができるかどうか自信なく釣行した記録です。
読んで下さる方の参考になれば幸いです。
ローテーションでヒットカラー探し


天気によりコウイカの喰ってくるカラーが変わりますか?



コウイカに聞いてみないと確かなことはわかりませんが
光で色の見え方は違うのでは思っています。
午前6:00から午前10:00まで釣りました。
コウイカの視覚
・最も明るく感じるのは波長480mmから490mmくらいの青色と青緑色の光だそうです。
・視力は良い方で0.6程度あるそうです。
・色は見分けられないといわれています。
コウイカの視力を調べているときに、餌木のことも少し調べました。
コウイカを釣る餌木は補色の原理を利用して考えられたもので、赤系の色は水深が深い場所だと水中では赤色は失われます。極端に言えば透明になるそうです。
自然界の生き物は、補色を利用して目立たないようにすることで身を守っています。
透明感を出せばイカから見ればリアルな餌に見えますね。透明感をだすのかシルエットをアピールするかがローテーションかなと考えました。
補色の原理とは、ある色と、ちょうど反対の色を持つ色のことです。
例えば、赤いものをずっと見ていると、目が疲れて「緑色」を見たくなります。赤と緑は、お互いに反対の色だから捕色なんです。
絵の具で考えると分かりやすいです。赤と緑、青とオレンジ、黄色と紫このようなペアが補色です。
どうして補色ができるかと言うと、人間の目の中には色を感じるセンサーがあって、同じ色を長く見ているとそのセンサーがちょっと疲れてしまいます。すると今度はその反対の色が強く見えるようになります。補色をうまく使うと色が目立ったり綺麗に見えたりします。
話をコウイカ釣りに戻します。この日は曇りでたまに日差しがありました。仕掛けは胴付き仕掛けです。
ハリスは2号でエダス1.5号を使いました。エダスは30㎝にして、底から30㎝で水平になる仕掛けです。底を泳いでいるコウイカは30㎝位は触手を伸ばし、餌を食ってくる想定です。
釣り友に勧められて黄色を使ったポイントはJFE堤防です。
この日はウィークデーでもあり釣り船は10隻ほどでした。やはり余り釣果が良くないのでしょう。
コウイカが良く釣れるときは数えられないほど船が集まります。船が大いので操船が大変です。コウイカの上がってくる数より船の数が明らかに多かったです。


黄色にはキビナゴを付けて、匂いもプラスしコウイカにアピールしましたが当たりはありませんでした。
イカの臭覚は非常に良いそうです。魚やエビのかすかな匂いを検知し追跡捕食するそうです。
この黄色のスッテは釣友からの情報で、今シーズンに購入したのです。黄色が良かったと教えて貰っていたこともあり、黄色を長く2時間ほど使いました。誘い方まで教わらなかったので、誘い方はリフト&フォールとステイの繰り返しでした。
赤いヘッドのスッテは昨年使い、コウイカに噛まれた後もあります。
4時間の間に黄色から始めて赤黒までカラーチェンジしました。
2.5時間ほどJFEの堤防で頑張りましたが、心折れて宮の鼻に移動しました。


同行した釣り人は、JFEの堤防で1ハイコウイカを写真のスッテでゲットしました。
昨年もこのスッテでコウイカを釣ったのでエースのスッテです。コウイカから見るとシルエットが良く見えるのかなと思えます。手持ちスッテの一つに加えておかないといけません。
ポイント移動とスッテローテーションで釣果
宮の鼻に移動してピンクのスッテに交換しました。海面で動き方を試してみると結構揺れます。アピール力はあるようです。
コウイカの個体数が少なく余りいないのか、すれてしまって喰い付かないのかは疑問です。スレているときの誘い方は勉強不足でできていません。
2度ほどピンクのスッテで流して見ましたが当たりなしなので、噛み傷のある赤のスッテに交換しました。
赤に交換して待望の当たりが有りました。バレないでと祈りながらリールを巻きました。玉ですくうまではドキドキです。このドキドキ感はコウイカ釣りの醍醐味です。
やっとコウイカの刺身が食べれると思うと嬉しくなりました。イカの王様はアオリイカといわれていますが、コウイカのモチモチ感は自分の中では王様です。コウイカの刺身本当に美味しいです。
話がそれました。周りの船の方のスッテを遠目で確認させてもらうと、赤系が多いい様に見えました。宮の鼻は赤系がヒットカラーかもしれません。
もう少し当たりが有ると、カラーチェンジの効果が分かるのですが、1ハイでは結論をだせません。
まとめ
スッテのカラーチェンジをやり、赤スッテでコウイカを釣ることができました。1ハイでもコウイカの釣れたコウイカスッテは大事にしたいです。
アオリイカのローテーションを調査すると時間帯と海の濁りなどの条件で、餌木のカラーチェンジをするそうです。
イワシカラーのスッテで今まで釣れたことがないので試したいです。釣り場の条件でイワシカラーのポイントがあるかもしれないので、コウイカの生息してそうなポイントを探して、使えそうなところでやって見ます。
黄色で粘り強くやっても釣れたかどうかは分かりません。当たりのないときは自分の信じるカラーローテーションに頼るしかないです。
コウイカを釣るためにはもっと深く勉強しなくてはと反省しました。最後まで読んで下さりありがとうございます。参考になれば幸いです。
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