【車中泊】NV350キャラバンデッドニングと断熱

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デッドニングと断熱施工は、内装をはがすという手間と時間がかかるDIYになります。商用車なので、走行時は結構な騒音で

キャラバンを購入して、ポータブル電源を持って初の車中泊に行った時のことです。夜中に激しい雨になり、キャラバンのルーフを叩く雨音で目が覚めてしまいました。雨の降ったり止んだりで一晩中悩まされました。

車中泊の旅を楽しむためには、デッドニングと断熱加工はやらなければならないと思いました。

内装を剥がすには、不安がいっぱいあります。それでも楽しむためには、一歩前に踏み出すしかありません。

勉強しながらのDIYですが、参考になれば嬉しいです。

ルーフデッドニング

新車の内装をはがすけど大丈夫ですか?
自適老人
大丈夫、ネットの動画では上手く行っています。

デッドニングの効果(吸音と遮音)

風の音、道路走行時のタイヤからの走行音の軽減

車内の声や音楽が聞きやすくなる。コミュニケーションしやすくなる

ルーフへの雨粒の音が小さくなる。

新車の内装をはがすのに少し勇気が必要です。また、道具も必要です。エーモン工業の道具をオートバックスで購入しました。

金属性と樹脂製のものがあります。ピンを抜くときにルーフ側を傷つけるかと思い樹脂製のものも購入しましたが樹脂製のものは、強度不足でこねた時に先端が曲がったりしました。

金属製を主に使ったのでこの一本で問題なく作業できます。値段は1300円位で購入しました。

ピンはプラスチックなので、一度抜くと山がつぶれて強度が弱くなります。写真のように山が引っ掛かり天井ボードを支えている仕組みです。

ピンの山が入るところは金属になっています。

天井ボードを外すときに、工具でこねるので山はつぶれてしまいます。つぶれた山のピンを使ってもよいのですが、これを見ると、強度不足が考えられて天井ボードが落下しないか心配です。

ピンの予備を購入しておくと安心です。キャラバン天井ボード、ピンネットで検索すると出てきます。小生は、ディーラーの営業担当の方にお願いして購入しました。

内張、サンバイザーの外し方はネットで勉強させて貰いました。

サンバイザーを外すときは専用の工具が必要です。キャラバン「サンバイザー取り外し」でネットで検索して用意してください。

ルーフデッドニング

制振材の選択

制振材は色々ありますが何を選択するのですか?
自適老人
制振材を選ぶときに費用対効果で検討しました。

小生の出した結論は、ツールズアイランドのアルミ振動制振シート自動車用吸音防音デッドニングシートを使用しました。

ブチルゴム+アルミ層の材質です。ブチルゴムは貼り付けると剥がしにくいので注意が必要です。

キャラバンの天井、床、車体のデッドニングをするには結構な量が必要です。1巻きでは少し足りませんでした。

天井、床は貼りやすいですが、側壁、スライドドアは、狭いところが大いいのでやりにくいです。鉄板を叩いた音が「バンバン」音が「コンコン」に変化するので、音を確認しながらすすめました。

切り方と貼り付け方を上手にやれば、1巻きで足りるでしょう。小生は貼ると効果が出る気がして多めに貼ったかもしれません。

シートは重量があるのであまり張り過ぎないように注意が必要です。重量は燃費、車検のときに問題になります。制振材や断熱材使用で50kgを目標にやりました。

断熱材の選択

断熱作業
断熱材を選ぶときのこだわりはありますか?
自適老人
やはり断熱の効果と作業のし易さですかね

断熱材は写真で白く写っているものが断熱シートです。東レペフシートを選択、このシートは裏に碁盤の目のようにマーキングが施されており、カッターナイフで切るときにとても便利です。

ペフの特徴(東レの製品紹介から引用)

  • 断熱性:熱伝導率が非常に低く断熱材として優れています。
  • クッション性:柔軟性があり緩衝材としても利用できます。
  • 耐水性:100%独立気泡構造のため、吸水性がなく防水性に優れています。
  • 化学物質性:様々な薬品に強く腐食しにくいです。
  • 加工性:カッター内部で簡単に切断でき多素材との接着も容易です。

断熱効果(保温・遮熱)

  • 冬は外の冷気を遮断し、車内の熱を逃がさないため暖房の効率化になる
  • 夏は日射熱がこもりにくく車内の温度上昇を抑える。
  • 結露も減少する(断熱で効果はあるが完全にではない)

厚みを5mmと10mmとどちらにしようか悩んだのですが、雪の降る冬山には行かないので5mmを選択しました。

天井を元に戻すときにピンが、入りにくいところもあったので、5mm選んで正解だったと感じました。

ネットで勉強させてもらいましたが、断熱をしてないと結露がひどくて内張が湿ってきたりするそうです。

まとめ

デッドニング対策で制振材を貼るときには、ローラーを使い接着をしました。ローラー柄で鉄板を叩くと「バンバン」と響く音から「コンコン)と響かない音になるので、音を確認しながら作業をすすめました。コンコンの音で効果を確かめながら施工を進めると良いでしょう。

制振材のアルミの方は、カッターナイフで切断しているので、角か鋭利になっているので、肌に触れると傷になったりするので気をつけてください。

ルーフをやるときは首が痛くなるので、休憩しながらやることをお勧めします。側壁はペフシートが貼りにくかったのでグラスウール断熱材を使いました。断熱材を入れたい場所より、少し大きく切って入れて行きました。

慎重に寸法を取って切断し、貼り付けました。ペフシートは接着材が強烈なので、失敗は許されないほで粘着力がつよいです。慎重に貼り進めて下さい。

デッドニングシートは、不要なべニア板を敷き、定規をあててカッターナイフで切ると上手く切れました。

デッドニン効果は車内でのナビの案内音声を低くすることができました。走行時のゴーゴーと音を拾っていた音が小さくなったように思えます。制振材と断熱材の両方の相乗効果だと考えています。

大変な作業ですが、効果はあるのでお勧めです。最後まで読んで下さりありがとうございます。

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この記事を書いた人

★環境と財布に優しく生活している自適老人です★自給率アップを目指して果樹・野菜作り中★趣味では魚釣りを年中やっています。★ブログにチャレンジ中★生涯現役を目標に新しいことにチャレンジです。

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