
自適ライフを訪問してもらい有難うございます。
ゴールデンウイーク初めに、標高100mほどの山にタケノコを掘りに行きました。
イノシシ対策をしていない竹林に行って、タケノコが全然出ていない。誰かが先に来て掘って帰ったのかと唖然としたことがあると思います。竹林が耕運機で耕したようになっていました。
何も対策をしなならタケノコは食べられそうにありません。山道をバッテリー、電気先用のケーブル、ポールなどを持って息を切らせて登っていきました。
学校のプール位の大きさを電気柵で囲って、1年に一度収穫できれば有難いなと思って設置しました。
イノシシには多くの方が被害にあわれていると思い、電気柵を考えておられる方もいらっしゃると思います。
電気柵設置の参考になれば幸いです。
タケノコの効用
タケノコなので、たいして栄養になるもはないと思っていました。調べてみると食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境に良さそうです。大腸がん、便秘の予防になります。
不溶性の食物繊維は便通にいいですが、摂りすぎると便秘になってしまうこともあります。適量を食べると良いですね。
カリウムも含まれていて高血圧対策になります。えぐみのもとシュウ酸はあく抜きをしても完全には抜けきれません。結石の原因になりますので食べ過ぎには注意しましょう。
竹林を利用した電気柵の設置方法


このガラガー電気柵は乾電池6個で動くので山に持っていくときは楽でした。バッテリーの12vでも稼働できます。
電池6個で一月ほどうごかせるので少しコストが掛かります。電池が弱くなると電気柵の電圧が下がるので、効き目が落ちるので注意しましょう。1シーズン使うのであればバッテリーがお勧めです。
掘りたて美味しいタケノコを一度収穫すれば、コストと労力は忘れてしまします。
リング碍子は先が木ねじになっています。下穴を空ければ容易にねじ込めます。充電式のドリルがあれば下穴あけに使えます。機材を運ぶときに重いので今回はハーマーの先の尖ったもので穴を空けました。竹に地面から20cmと40cmのところにねじ込んでいきます。
ねじ込むときに少し力がいるので、ポール碍子に鉄棒を突っ込んで回すと作業がスムーズに行きます。
竹林なので傾斜もあり、規則的に竹は生えていなので、竹と地面に接触しないよう目視して次の竹を決めます。同様にリング碍子をねじ込んでいけばOKです。
地表から20㎝の下側のリング碍子から、電線を引っ張りながら作業を進めていきました。
地面との接触を意識しすぎて竹と竹の間隔を空けすぎのため、電線が地面から30cm超えになると、イノシシが電気柵内に入ります。地表との隙間に注意しましょう。
昨年は電気柵の外側でもイノシシが警戒してタケノコが収穫できたのですが、今年は電気柵ギリギリのところまで掘り返していました。イノシシも学習能力を発揮していますね!どこまでが大丈夫なのか理解しているようです。
電池が弱いと7000ボルトが出力されないので電気柵内に入られます。電池の早めの交換をお勧めします。
電気柵の電線の高さは、基準通りに施工しないと電気柵内に入られます。
リング碍子は計画より少し多めに用意して、竹と竹の間隔を広過ぎないようにしましょう。
充電式の電気ドリルも有れば、ポール碍子をねじ込む下穴をあければ作業がはかどります。
電気柵を設置したら、1日、2日で点検に行きましょう。イノシシが電気柵に反応して電線が切れたり、リング碍子が引っ張られて抜けていることが有りました。
電気柵を囲う場所は、範囲とタケノコが良く出てくる場所の選択が難しいです。電気柵で囲う時期も大切です。1っか月前にやると、イノシシに食べられた後を電気柵で囲うので、タケノコが出るかどうか良く分かりません。
早めの電気柵設置をしたら、加工場所に悩まなくて済みます。範囲は大きいほど良いですが、資材の運搬が大変です。
電気柵で囲ったタケノコ山でタケノコ掘り
健康ウォーキングを兼ねて、タケノコ山にタケノコ掘りに行ってきました。山の頂上付近に竹林があるので、片道20分程度の道のりとなります。
収穫用のリュックを背負って上ります。ハイキング気分で、ウグイスのさえずりを聴きながら登ります。
タケノコ掘りの鍬は竹林に置いてあり、竹林で飲むお茶だけ入れたリュックで軽いです。
電気柵で小学校のプールの広さほど囲っています。今年は昨年よりタケノコが出ていません。夏が暑くなり水分不足などで、竹の成長に影響しているのかな。
昨年は竹林近くになると、タケノコが地上に出ているのが見えたのですが、今年は余り見えないです。
電気柵を設置に行ったときは、随分掘り返した跡があったので、食べられてしまったかもです。
3月末に電気柵を設置したので、手遅れだったか不作とも考えられます。
スーパーマーケットでタケノコの値段を見たときに、結構な値段だったので不作は十分考えられます。
この日は、小さいものが10本採れました。
まとめ
昔はタケノコは山に行けばいくらでも採れまた。今はイノシシ対策をしなければ採れないことになりました。電気柵を張りめぐらすのが一番効果的です。
市もイノシシの捕獲を頑張っておられますが、捕獲数より個体が増加傾向にあるようです。日本オオカミがいなくなったのも原因だそうです。
イノシシが増えて農業被害が増加していることもとても残念です。山にオオカミが生息しているのも少し怖いですね。
うかうか山道のハイキングも出来なくなりますね!里山が壊れてしまったこともありますが、現代社会で里山を再生させることは本当に難しいです。
電気柵は、基準通りに設置してタケノコ掘りに行ったときにガッカリしないようにしたいです。
最後まで読んで下さいありがとうございます。参考になれば幸いです。
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