ブルーベリー(レガシー)の実が色づいてきました。数日で完熟すると思うので収穫がたのしみです。
色づいてくると心配なのが野鳥に食べられる心配です。野鳥は食べごろを熟知しています。明日にしようと熟すのを待っていると、収穫にいくと実が全部食べられている。そんな経験をされたことありますよね。
野鳥からブルーベリーを守らなくては家族の口には入らないです。ネットで囲ってしまう方法と、簡単に糸を張り野鳥から守る方法があります。
費用対効果があると思える簡単な野鳥対策の記事を書きました。読んで下さる方の参考になれば嬉しいです。
ブルーベリーの品種と特徴
ブルーベリーが目に良いと言われる理由は、主にアントシアニンという成分にあります。アントシアニンはブルーベリーに豊富に含まれるポリフェノールの一種で下記のような効果があると言われています。
ネットで調査
- 視聴覚機能の改善
- アントシアニンは目の網膜にある「ロドプシン」というタンパク質の再合成を助けるとされます。ロドプシンは光を感知し脳に信号を送る役割を持っており、これがスムーズに再生されることで、目の疲れの改善に役立つと考えられています。
- 抗酸化作用
- アントシアニンは強い抗酸化作用があり目の老化や酸化ストレスから守る働きも期待されています。加齢黄斑変性症や白内障などの予防にも関与される可能性が示唆されています。
コミュニティの中でも、白内障の手術をしたという話をよく聞きます。上手く育てて毎日食べれるようにしたいものです。
育てているブルーベリー品種はレガシーという品種です。
ブルーベリー品種「レガシー」の特徴
- 品種 ノーザン品種
- 樹勢 ラビットアイ系に匹敵するほど強く暑さにも強い、暖かいところでも育つ
- 果実 大きい (親指の爪ほど)
- 収穫時期 6月中旬から6月下旬
- 甘味酸味 収穫初期は甘味酸味のバランスが良い。完熟すると甘い。
ブルーベリー「レガシー」は暑いところでも育ちます。苗木屋さんのPRでは宮崎県でも立派に育っているそうです。
ブルーベリーの苗木を植えて3年目になります。まだまだたくさん実をつけてはいけない樹齢です。

甘味と酸味のバランスが良いので、収穫時期を選べば自分好みの食味となります。収穫が早すぎると酸っぱいです。
ジャムを作るとき、生食で食べるときに、収穫時期は酸味を調整するには有効ですね。
写真の状態では分かりにくいですが、食べると少し酸味が強いと思います。
ブルーベリーレガシーを収穫するタイミングは、果実の軸の色が緑から赤色に変わっていくので赤になって収穫です。
赤くなるのを待っていると、風の強く吹いた翌朝の収穫時には、沢山地面に実が落ちていることがあります。美味しく食べるのは難しいですね。
ブルーベリーを鳥の食害から守るための対策

野鳥対策と効果
防鳥ネットで囲う (物理的に野鳥は近づけないので効果はバッチリ)
テグス梁張り (コストが安い、野鳥は糸に羽がひっかれば来なくなる)
反射テープや、CD版を吊り下げる (見慣れてくると効果が落ちるのでは)
音や、動くおどし (音は近所に迷惑が掛かる)
糸張りで野鳥対策をすると草刈りが難しくなるので、草刈り機を使って草刈りを1時間ほどで終えました。自走式の草刈り機を使うと身体が楽です。後ろをついていくだけです。
向きを変えるときはハンドルを抑えて一輪で回るので少し力が必要です。
平坦な場所であれば、身体も消耗しないのでお勧めです。
先日メンテナンスで、刃の交換をしたので切れ味をテストしました。新しい刃は切れ味抜群で回転を上げないでも刈れるので燃費の省力化ができます。
当たり前ですが、新しい刃は鍛造で良く切れました。

昨年は、アーチ形のトンネルの上に防鳥ネットを掛けて野鳥対策をしました。
ネットは完璧に野鳥をブロックしてくれます。収穫時に都度ネットを外すのが面倒です。ネットが低く低姿勢を維持すると窮屈でした。撤去するときにあちこちに引っ掛かり大変でした。ネットは使い捨てになってしまいます。
畑に育てている桃の木があり、袋を掛けている桃を食べられました。袋を掛けていたらカラスには見えないから大丈夫と思っていたからです。その被害にあったとき鳥よけ糸を張ったら次の日から被害が無くなりました。
野鳥は羽根が当ると嫌がり近づかないので糸張りに決まりです。
どのようにしてブルーベリーを食べるかイメージしてみると枝にとまって食べる。地上から届く範囲を食べる。イメージが少ないですが、二つに対して糸を張りました。
支柱は何にしようかと思いをめぐらせ、糸を張るだけなので、風を受けても力はたいして掛からないので所有するもので対応しようと考えました。イノシシ対策のために畑の周りを電気柵で囲うために使っていた余った支柱を使いました。
ブルーベリーは苗木から3年目で、大きいものが樹高1mほどなのでイノシシ電気柵の支柱で大丈夫でした。
家庭菜園の支柱でも、支柱になるものであれば何でも可です。
野鳥は、一旦畑に降下し、歩いてブルーベリーに近づき食べると思われるので、地上から20cmのところに一本糸を張りそれを基準として上の方に30cm間隔で糸を張りました。糸は釣り糸の使わないテグスを使いました。透明なので人間も掛る可能性はあります。収穫に行くときは糸に引っ掛からないように注意です。
まとめ
鳥は人間よりづっと視力が良い種類が多いです。スズメやヒヨドリでも人間より視力は良いそうです。そのため透明なテグスは野鳥にもよく見えているはずです。特に鳥は飛びながら障害物を避ける視力があるので、テグスのようなものでも見えていて近づけないと考えられます。
糸での野鳥対策は糸と糸の間隔で、野鳥を100%ブロックすることが可能か少し不安もあります。小さい野鳥は間を通過することも考えらるからです。
糸がたるまない程度の間隔でポールを立てて、糸張りも撤去も簡単なので今回は糸を選択しました。
防鳥ネットは完全に野鳥をブロックすることができます。草が伸びてきたときにはネットを外さないと刈り払機が使えない。撤去するときに、小枝に引っ掛かったりしてブルーベリーの木を傷める。収穫時に窮屈になる。
メリットよりデメリットが多いと感じたので、設置、撤去、が簡単、安価な糸張りを選択しました。
簡単な野鳥対策でしたが、参考になれば幸いです。
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