背負い式草刈り機が回転不足、吹き上がらない状態になりました。
キャブレターの修理を素人がダイヤフラムのキャブレターを分解して、全く動かなくしてしまいました。
そんな素人が失敗にも臆せず再度修理に挑戦です。
キャブレター修理のためダイヤフラムの具合が悪いと思って、分解し組み立てました。エンジンは起動していたのですが、組み立てなおしてても、エンジンは起動しなくなりました。修理じゃなくて壊してしまい、農機具屋さんで修理をして貰うことになり、結局キャブレターを交換しました。
キャブレターを交換してもらったのですが、新品の頃の回転が戻っていないように感じました。ネットで調べてみると回転不足は、キャブレターを交換したのに吹き上がらない場合は、排気が悪くて回転が上がらないことになるようです。
マフラーを外して調べることにしました。
素人がやった修理でも回転が上がりました。
参考になれば幸いです。修理は自己責任でお願いします。
排気口に薄いカーボンの板が付いている
エンジンは始動するし、農機具屋さんでキャブレターを交換しているので燃料系統は問題なしとしました。
混合油の混合比は仕様の通りになっている。50:1の混合比にして使っているので問題なし。
点火プラグも交換したばかりなので問題なし
排気口の確認をしました。
緩めたネジは合計5本です。排気マフラーを固定しているネジは2本です。

マフラーを外して見ると、少しづつ排気口の端の方から中心に向かって、カーボンが付着していました。
鍾乳洞の石柱が大きくなるように、膜が少しづつ大きくなってきたようです。写真が悪くてよく分からないですが、白く光っているあたりに薄い膜がぐるりと出来ていました。
吹け上がりの悪い原因が分かりました。回転不足から不完全燃焼が起こり、カーボンが付着したようです。負のスパイラルになったようです。原因が分かったので解決すれば、新しいのを買わなくて済みそうです。
ネットで修理屋さんのユーチューブを参考にさせて貰いました。膜を取り除けば良いだけの作業です。
先が硬くてカーボンが落としやすいものを探しました。
私は、小さいマイナスドライバーの先で、ピストンを傷つけないようにカーボンの膜を突いて取っていきます。少し取ってはキャブクリーナーをスプレイしてカーボン膜のくだけた細かいものを取り除きます。シリンダーの中にカーボンの取ったものを入れないよう注意深く作業しました。
カーボンの膜は30分ほどで取り除くことができました。
マフラーを組み立て試運転へ吹き上がるか?

写真の六角レンチが付いているネジで固定(2本)されているものを元に戻せば組み立て完成です。
カーボンを取り除き、マフラー組み立てたら、エンジンスタートです。
スロットルを上げると回転が上がります。カーボンの付着が残っているのか少し心配になりました。少し回転不足を感じられるが、この回転なら草刈りはできると判断したので、再度分解整備しないことにしました。
10000回転ほど出れば正常のようです。回転計は持っていないので回転数は分かりませんが、以前の吹き上がりに戻ったようです。
2サイクルエンジンの理解できていない素人が、チョコチョコとカーボンを取り除いたらエンジン回転復活です。ネット先生のお陰で修理することができました。修理屋さんでの修理代を節約できました。
新しいのを購入すると8万から9万円もするので凄く得した気分です。
まとめ
原因を突き止めるまで、回転が吹き上がらないと考えられる理由を、潰していき時間が掛りました。キャブレターを農機具屋さんで交換していたので、燃料系統の不調でないのが分っていたので、吹き上がらない原因がマフラーの詰まりと分かるまでに、早くたどり着くことができました。
本来なら、燃料の吸い込むフィルターの点検、キャブレター点検と順番に調べていかないと分からにところでした。
分解するには、エンジンの知識があれば直ぐに出来たと思うのですが、壊してしまわないかが心配で先に進めなかったです。
草刈り機が壊れて仕舞わないか気合いが要りました。上手いったので良かったですが、失敗していたらこの記事もかけなかったでしょう。
修理代も節約できて、草刈り機のエンジンのことも少し勉強になったことに感謝です。
プロの農機具屋さんで修理をお勧めしますが、自分で出来そうだと思われる方はやって見てください。
参考になれば嬉しいです。
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