ホゴ錘vsナツメ錘、テスト釣行
皆さん、こんにちは！
今回は、近年話題沸騰中のシンプルルアー「オモック」を使ったアコウ（キジハタ）ゲームの釣行レポートをお届けします。
今シーズン、鯛サビキシーズンが終わって、初夏から9月末までの初めてのオモックを2種類作って、アコウを釣行した錘の形状による違いを検証してみました。
オモックとは、文字通り「オモリ」＋「フック」という究極にシンプルな仕掛け。そのお手軽さと驚異的な釣果ら、ロックフィッシュゲームでも試しているアングラーが増えています。
私は今回、オモックの心臓部である「オモリ」の形状による違いを検証すべく、以下の2タイプで釣り比べを行ってみました！
- ホゴ錘（おもり）タイプ
- ナツメ錘（おもり）タイプ
結果として、それぞれに特徴があり、特に**「フッキング率」**に明確な差が出たので、詳しくご紹介します！
【検証結果】2種類のオモックを徹底比較！
1. 沈下スピードとアクションの違い
| 特徴 | ホゴ錘タイプ | ナツメ錘タイプ |
| 形状 | 丸みを帯びた形状 | 細長く、涙型に近い形状 |
| 沈下時の動き | 揺れて沈下する（フォールスピードが若干遅くなる） | 直線的で素早い沈下 |
| 底取り | やや時間がかかる | 非常に早く、明確 |
ホゴ錘タイプは、その丸みを帯びた形状から、沈下時に**「ゆらゆら」と揺れるようなアクション**を伴います。この揺れが抵抗となり、ナツメ錘に比べて若干ながら沈下スピードが遅くなることを確認しました。
一方、ナツメ錘タイプは抵抗が少なく、驚くほど素早く、垂直に沈下します。これはオモック本来の「早いフォールでリアクションバイトを誘う」という特性を最大限に活かせると感じました。
2. アタリとフッキング率
これが今回の釣行で最も大きな差が出た点です。
複数のアタリがあった中で、実際に魚を掛けられたフッキング率は、
ナツメ錘タイプ} > ホゴ錘タイプ
という結果になりました。
【考察】なぜナツメ錘タイプが優位だったのか？
フォールの当たりは少なくて、巻き上げるときのバイトが多かったが、アコウがオモックにバイトしてくる際、ナツメ錘タイプは、ストンと落ちる姿勢が安定しているため、シルエットも小さくなるので、フックも一緒に吸い込むのでフッキング率が良かったと推察しました。
対してホゴ錘タイプは、揺れて沈下する分、魚がバイトした瞬間にオモリの丸い部分にアゴなどが当たりやすく、フックまで吸い込みきれないケースが多かったように感じました。
もちろん、揺れるアクションが効いて魚を寄せる力はホゴ錘にもあると思いますが、**「アタリを確実にフッキングに持ち込む」**という点では、ナツメ錘タイプのオモックに軍配が上がったと言えます。
まとめ
今回のアコウオモックゲームでの比較検証の結果は以下の通りです。
- 沈下スピードと底取りの明確さを重視するなら：ナツメ錘タイプ
- フォールでの揺らぎによるアピール力を求めるなら：ホゴ錘タイプ
- 確実なフッキング率を優先するなら：ナツメ錘タイプ
特に根魚狙いでは、一瞬のアタリを逃さないことが重要です。ナツメ錘の持つ「安定した姿勢」が、結果的に高いフッキング率に繋がったと結論づけます。
オモックは非常に奥が深いルアーです。皆さんもぜひ、様々なオモリ形状やサイズを試して、ご自身のフィールドに合った「必勝オモック」を見つけてみてください！
最後までお読みいただきありがとうございました！
次回の釣行もお楽しみに！
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