手軽でありながらも奥深い釣法のオモックにハマっています。ロックフィッシュの代表格であるアコウ(キジハタ)は、強烈な引きと美味しさで、夏の釣りでは欠かせないターゲットです。この異常気象で水温は高くまだまだ釣れています。今回は釣れると思えないオモック釣行4回目で、気付いたことを解説していきます。
潮流の変化と当たりの回数
8月20日一人での釣行記録となります。前回落とすと直ぐに当たった釜島周辺から櫃石島、長島周辺をオモックを使って釣行しました。この移動順が潮流と地合いが合っているかは正解ではありません。
釜島周辺は潮が止まる前でした。オモック仕掛けを落とすといきなりヒットです。今日はどれほど釣れるのかと思いました。しかし潮が止まり、この1回で当たりは終わりました。幸先良いスタートを切ったのですがさすがに潮止まりではアコウは食ってきません。
潮止まりで潮が動くまで時間待ちすればよいのですが、上げ潮ではやったことがないので、釜島のポイントを諦めて櫃石島のポイントに移動しました。
櫃石島のポイントではスタート時12号のオモック(ホゴ錘)を使っていたのですが、潮に流されて仕掛けが結構斜めになるので、根掛かりが心配で15号のオモック(ホゴ錘)に変更しました。櫃石島のポイントでは、4回から5回当たりがあったのですが、フッキングすることができませんでした。
櫃石では最初3本針のオモックを使っていました。3本目の針はホゴ錘から少し針がのぞく程度の長さにしていました。フッキングができないので、ホゴ錘から針の覗き具合が3本目より長くなるよう4本針に変えてみました。後期高齢者一歩前の老人には船上の細かい作業は難しく、針4本に変更できたときは潮流が早くなったときで、アコウの活性の高い地合いを逃してしまいました。
結局当たりは沢山あったのですが、櫃石のポイントではアコウを釣り上げることはできませんでした。フックの長さはこれからの研究課題です。
地合いを逃したのでポイント移動で、長島周辺に移動しました。
長島と本島の間の引き潮のとき、仕掛けを落としやすいポイントに移動してきました。アコラバの遊漁船も2隻いました。岩礁帯の水深50mから60mあります。今の時期はもう少し水深の浅いポイントにアコウはいると思いましたが、遊漁船のプロの船長さんが流されているので少し流してみました。
長島と本島のポイントでは当たりが一度もありませんでした。潮流は程よく流れているので釣れてもおかしくないのに当たりがありません。もう少しで下げ潮が止まる時間です。潮流の早い沈み岩のポイントに移動しました。このポイントもゆったりと潮が流れています。
オモック15号の仕掛けを落とし、5回巻きを繰り返していると強烈な引きです。2回から3回ほど巻いたときにガツンと喰ってきました。レギュラーサイズなら直ぐに上がってきます。根掛かりしたのかと勘違いするほどの抵抗です。根にもぐられないようにゆっくりと巻き上げました。
この沈み岩のポイントでは5,6回流すと、潮が変わってしまいました。お昼が近くなってきましたので、本日の釣りは終了、釣果は4匹でした。

本日のロットは太刀魚のロットを使いました。当たりに対してのヒット率は櫃石島の当たりを除けば、ほとんどヒットしました。櫃石のヒットしなかった理由はフックの長さが考えられます。フックの長さ、本数は今後テストと検証が必要だと思います。
まとめ
アコウは潮の動きに非常に敏感な魚だと思いました。
- 潮止まり直前:ヒットしましたが後が続きませんでした。
- 潮が動き始めたタイミング:オモックのフックの不具合で、当たりが流す度にあったがフッキングできなかった。
- 潮が速すぎるとき:オモックの重いものを使って底が取れるようにする。根掛かりのリスクが高く釣りにくい活性はそれほどでもなかった。
オモックでのアコウを釣る際は、潮の動きを読むことが大事です。潮の動き始めのタイミングで釣れるポイント、潮の止まる前のポイントとあり、岩礁帯と潮流の変化を見逃さないことが、釣果を伸ばす秘訣と思います。
アコウの釣れるポイントと地合いを探っていくのは、釣行の回数と潮回りを調査していくには時間が掛りそうです。地道に釣行するしかなさそうです。
フックの長さを長くすると根掛かりが増えます。本数を増やすとやはり根掛かりが増えるので、丁度良い長さ、本数の研究の余地は残る一日でした。
ホゴ錘が気に入っているのですが、ナツメ錘のオモックのテストをしたいと思いました。
最後まで読んで下さりありがとうございます。アコウ釣りの参考になれば嬉しいです。
コメント
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オモックはむつかしそうですね。キスが美味しそうです。